エンディングノート 



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藁工の蛸蔵で上映されたエンディングノートを観てきました!
熱血営業マンとして働き続け67歳で退職したサラリーマン砂田知昭が、第二の人生を歩み始めた矢先にガン宣告を受け、残された家族と自分の人生を総括するために“エンディングノート”を実行していく姿を収めたドキュメンタリー映画。撮ったのが娘さんなので、飾らない家族の雰囲気が良かったですね。
段取り命!で高度経済成長を駆け抜けた営業マンらしく、自分の死ぬまでの段取りを一大プロジェクトのようにこなしていく。
死後、連絡して欲しい人のリストを作成し会っておきたい人に会う。最後の家族旅行をし、自分で葬式の段取りをする。客観的に自らの死をとらえ、淡々と準備をする様は切ない気持ちになりました。

砂田氏は妻や子供、孫にも恵まれていて、皆に見守られながら最期を迎える。
自分がいなくなっても未来に命を繋いでいて、人の幸せってそういうことなのかな…とも思いました。

砂田氏は限られてしまった時間をとても有意義に生きて、そして完璧に人生を終えたように思います。
実際、映像では描かれなかった部分では本人はやりきれない絶望感や悔しさ、苦しみがあっただろうし、
家族にももっと葛藤があったとは思いますが、生き様は死に様。
段取りよく、彼の希望に近い死に様になったのではないでしょうか。

砂田氏は日本語の使い方がとても丁寧で、好人物。
成り代わって喋る娘さんのナレーションも言葉使いが丁寧で、声も可愛くて印象に残りました。


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