何者/朝井リョウ 


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 平成24年度下半期 直木賞受賞作品


【あらすじ】
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。


ご存知「桐島、部活やめるってよ」の著者、朝井リョウの本。
彼は負の感情を表現するのが相当上手いですね。いやーな気持ちになる場面がとても多かったです。
でも共感出来て先が気になって、読むのが止められない。そんな本でした。

「何者」かになれるような気がしてた学生時代。自分もそんなこと考えたりしてたなと。
でも何者でもない自分で生きていくことの方がよっぽど難しいということを知ってしまった今は
大人になったなと思う。

FacebookやTwitter、SNSでいつでも繋がって情報共有が出来て便利になったのかもだけど
裏ばっかりかいて、深読みしてそんな感情になるのならやらないのが一番と思った。
そういう部分の気持ちがリアルに書かれてて、心にグサグサ刺さります。
誰かにどうのこうの思われたい訳ではなく、ただただ一方的に書きたいことを書いている
このスタイルが自分には合ってるんかな・・とかそんなことを思った一冊。
伝えたい人には直接伝える訳なんだし。
うーん、他の人の感想も聞いてみたい!